ご飯を食べるときの「よく噛む」の大事さ

先日『自分の歯を健康に保つ事が脳と足を若く保つ事につながる』
という内容のテレビ番組をしていました。

よく噛めば、もちろん食べたものを細かくしてくれます。
そして体に対して栄養の吸収が良くなります。
すると、食欲が抑えられる事でダイエット効果もあると言われています。

また、よく噛むことで口の中では唾液が豊富に出ます。

唾液が豊富に出ると虫歯になりにくかったり、歯周病にもなりにくかったり、風邪もひきにくいとも言われています。

そして、子供の成長期には顎を発達させ、歯並びが悪くなるのを防いでくれます。

しっかりした噛み合わせは、体のバランスをキープし筋力の維持にも働くと言われています。

さらに、はじめにも書きましたが、よく噛むことで脳に刺激が加えられ、ボケ防止にもよいそうです。

ちなみにほとんど歯がない人は、
歯が20本以上の人より認知症が1.9倍、転倒率が2.5倍だそうです。

これらはすべて医学的に証明されているので迷信ではありません。

噛む回数を増やす方法は3つあります。

1. かみごたえのある食材(たくあん、じゃこなど)を普段の食材に加える

2.食材に一手間加える。普段より大きめに切る。

3.野菜に一手間加える。繊維にそって切る。

などが挙げられます。 参考にしてみてください。

 

ただ、嗜好品としてのガムや噛みタバコ、そしてカチカチと歯を噛み合わせるクセ等は、逆に咬む為の筋肉を疲れさせてしまうだけなので、控えた方が良いと思われます。

特にインプラントを入れていらっしゃる方は、インプラントの被せ物の破損につながります。

ガムは避けていただいた方がよいと思います。