今年一年を振り返って

昨日今年一年の診療を終えました。

今年はコロナという大きな社会問題で色々な事を考えさせらる一年になりましたが、

結果としては多くの事を学び、自分の成長、医院の成長に繋がった一年となりました。

今年のテーマにしていた教育レベルの向上に関しては、明らかに教育の質が上がりました。

教える側も教えられる側も素直に真面目に取り組み、診療時間を削っての学び以外でも診療後や診療前、休みの日に練習しにくるスタッフもいました。

教えられる側は素直に学ぶ姿勢を持って学んでいましたし、教える側もそれにちゃんと寄り添い付き合うという素晴らしい医院の文化が整ってきました。

「やらされるからやる」、「見られてるからやる」というだけではなく、自分達に今必要な事に対して自主的に練習するようにもなりました。

ミーティングの質も向上しました。自分たちでよく考えれるようになりました。

このミーティングの質の向上により医院のレベルは格段に上がりましたし、組織化も着実に進んでいます。

来年からさらに高めるための仕組みも作りました。来年の成長が今から楽しみです♪

コロナ禍で明らかに大きく変わったのはこれですよね!Zoomでの学びの導入。

実際に講習会場に行かない事で学びの質が下がる事はあります。接触を避けるという事で学べる事に制限も出るようになりました。
しかし、逆にすごく良いこともありました。

移動がなくなり、コストがさがり、明らかに学びのハードルが下がりました。

そして、どんな状況でも「学びをやめない」「成長し続ける」という医院の文化を作ることができました。

出来なくなったことや質の低下などのマイナスな部分になげいていても何も変わりません。どんな事でもプラスに転換し、何の為に学ぶのか?を考えてもらいながら、学びを止めることの弊害も改めて学ぶことができました。

オオマチ歯科クリニックの目的である「すべてのスタッフが楽しく長く働ける環境を作る」事と「患者さんの為、医院の成長の為、スタッフの成長の為に仕事をする」「仕事というものは人に喜んでもらいその対価をいただくもの」「喜んでもらった数、必要とされる数が多いほど仕事の価値が高い」という仕事観で働く為には、どんな状況でも学び続けなければいけない事をスタッフみんなが理解してくれた事は、本当に素晴らしい医院の成長、いやっ、もはや「進化」だと感じています。ここに全員の想いと情熱をのせることができれば「革命」が起こると思います。来年はこの革命が起こることを信じて、全力で取り組みたいと思っています。

コロナ禍の中大きなイベントはできませんでしたが、「感動を与える医院作り」の為にスタッフはたくさん頑張ってくれました。

アフターコロナの世界で、今後どのような取り組みが人に感動を与えることが出来るのかは更なる模索が必要だとは思いますが、来院してくださる患者様、一緒に働いてくれるスタッフ、ウチを支持してくださる関係者の方々への感謝の気持ちを形に出来るようにみんなで取り組みたいを思います。

コロナ禍でも福利厚生は余念なく行いました。

流石に社員旅行は行けませんでしたが、その分違う形での還元も行いました。

「仕事というものは人に喜んでもらいその対価をいただくもの」という定義に従い、僕の中で歯科医師としての仕事はもちろん患者様に喜んでいただく為に全力で行いますが、院長の仕事として「スタッフを喜ばせる事がスタッフに対する院長の仕事である」と思って全力で取り組んでいます。成果を出したスタッフに報酬を与える事はもちろん大事ですが、give&takeの考え方から、まずはスタッフに成果を出せる環境を与える(give)事をしないとスタッフが成果を出してくれない(take)と考えています。その為に、「何が一番この子達にとって必要なのか?」「何を求めているのか?」「それを与える事が本当にこの子達の今、そして将来のために有意義なのか?」を考え、どういった形で福利厚生に落とし込めば患者様ー医院ースタッフにwin-winになるのかを常に考えています。

そして何より、うちの子達がかわいいので(ビジュアル面ではなく子供のようにという意味ですので配偶者の方や親身の方ご安心ください♪)多くの物を与えたい、面倒をみたいという親というよりも、もはやおじいちゃんやおばあちゃんに似た感覚を自分に感じることがあります笑

でもその分本当にいいものをみんなから(give)いただいています。

このいい循環に感謝です。

そして嬉しい事もありました。

スタッフに元気なお子さんが生まれたり、ウチを卒業したスタッフがメンテナンスでわざわざ名古屋から来てくれたりしました。さらに他の卒業スタッフのメンテナンスの日がたまたま重なりプチ同窓会みたいになりました(笑)

先日も他の卒業スタッフが来てくれていましたが、オオマチ歯科クリニックに関わる人達が歯のメンテナンスの重要性をわかってくれている事も嬉しいですし、やはり自分や担当の衛生士の腕を信じて遠方から来てくれるというのは嬉しい事ですね♪

当院の経営理念に「自分達が自院で治したいと思える歯科医院を作る」というものがあります。自院のスタッフが卒業してまで来てくれるということは、「治療のレベル」「メンテナンスのレベル」だけでなく、「消毒、滅菌レベル」「接遇レベル」「医院の雰囲気」なども含めて、全ての裏側も知っているスタッフ達が「そこで治療を受けたい」と思える歯科医院になれているという証明になるので、本当に嬉しい事です。

今後もこの経営理念に基づいて全てのレベルを本質から上げていきたいと思っています。

最後までこの長い文章をお読みいただきました当院にご興味のある皆様!

本年はお世話になりました!!

来年は1/4から診療を開始します。

来年も皆様の為に全力で仕事しますので、何卒よろしくお願い致します。

良いお年をお迎えください。