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土台の歯の虫歯にご用心!!

2020年04月23日

被せ物と土台の歯の継ぎ目は、もちろん少しの段差もできないように、ピタリと合わせるのが歯科医師の腕です。

しかし、この継ぎ目のある場所は、ちょうど歯茎の溝の中に隠れる位置があります。歯茎の溝と言えばプラーク(細菌の塊で虫歯や歯周病の原因菌が潜む)が溜まりやすい場所の代表格。

油断をして、歯茎と被せ物の境目のあたりを丁寧に歯磨きをしていないと、たちまちプラークが溜まり、虫歯の温床となってしまいます。

たいへん困るのは、虫歯が土台の歯のほうに入り込んでいても、被せ物に隠れて広がるので、外からは見えにくい点です。そのうえ、神経を取って被せ物をかぶせてある歯の場合、内側で虫歯が始まっていても異常を知らせるセンサーがないので痛みが出ません。

見た目にわかりにくく、痛みも感じないとなると、患者さんご自身が気づくことは非常に難しく、発見が遅れて歯を失ってしまうケースもしばしばです。

普段から歯科医院に通ってメインテナンスを受けていないと、早期発見は非常に難しいのが現実です。

定期的にメインテナンスを受け被せ物を長持ちさせましょう!!

自分で気づくのが難しい被せ物の土台の傷み。

早期発見のチャンスを逃さない為に、お口の被せものがあるかたは、定期的に歯科のメインテナンスに通ってください!

土台の歯の状態のチェックや、歯磨き指導、プロのクリーニングなど治療を長持ちさせるためのトータルケアが受けられます。

メインテナンスを受けていない歯

20年来メインテナンス継続中

Question

え!じゃあ被せ物がかぶってあっても虫歯になっちゃうことがあるの!?

Answer

被せ物と天然歯の土台の継ぎ目のあたりは、歯茎の溝もあってプラークがたまりやすく虫歯ができやすい場所です。

土台の歯に虫歯が入り込んでしまった被せ物は基礎にシロアリが入った建物と同じ。

弱った歯が割れてしまったら抜かなければならないケースがほとんどです。