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歯にかかる力について

2020年05月27日

歯科医院に行った時歯科医師や歯科衛生士から歯に強い力かかってますねと言われた事ございますか?

歯の病気は虫歯や歯周病だけではありません。

今回は普段の生活の中で起こっている力についてご説明します!

①歯ぎしり

歯ぎしりは横にギリギリと動かす動作でほとんどが夜寝ている時に無意識に行っています。音がしない方のいらっしゃいますので自覚症状がないので気付かない方も多くいます。

何十年も放置すると歯がどんどん小さくなっていく事もあります。

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・歯が擦り減る

・知覚過敏が起こる

(擦り減ると歯の中心の神経に近くなり敏感になる)

・ギリギリする事で歯が微細に動いて歯垢がついて

いたら歯と歯の間の虫歯になるリスクが高くなる

②食いしばり

食いしばりとは、リラックスしている時は安静空隙(上の歯と下の歯で2mm程の隙間がある)があるのが正常なのですが、スポーツしている時や集中している時、または寝ている時に過剰な力がかかる事です。

歯にも様々な影響が起こりますが見た目にも影響が起こる可能性があります。

 

・顎が痛くなる

・エラが張り顔が大きく見えてしまう

・強い力がかかり歯が割れる可能性がある

 これらの力がかかる事によりお口の中に汚れが付いてる状況だと歯周病が急速に悪化します。

歯を綺麗に保つことは歯の健康にとっても審美面でもとても大事です

③オーバーブラッシング

オーバーブラッシングとは過剰な力で歯を磨く事です。キレイにしたい!と思う気持ちがあったり無意識に力をかけてしまうと歯に対して負担が掛かります。

歯ブラシで歯垢は優しい圧で取れる柔らさですそこまで力を掛ける必要はありません。

歯石は石みたいに硬くついてしまった汚れなのでどれだけ歯ブラシで磨いても取れないので歯科でのクリーニングをオススメします。

 

オーバーブラッシングによる弊害

・歯茎が傷ついてしまい下がる

・歯が長く見えてしまう

・知覚過敏が起こる

 

歯ぎしりや食いしばりの対処法には以下のようなものがあります。

・マウスピースを装着して歯を守る

・歯列矯正

(噛み合わせが悪くて歯ぎしりをしてる場合矯正を行う事もあります。)

・ストレスの発散

原因はその人によって様々です。

歯にかかる力はゆっくりと蓄積されていき、症状が出る時には歯を失うような大きな問題(歯が割れる、重度の歯周病など)になる事があります。

少しでも歯にかかる力に心当たりがおありの方は、大きな問題になる前に予防する事をお勧めします。

相談だけでも、もちろん可能です!

お気軽にご連絡ください。