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親知らずは抜いた方が良い?

2020年02月02日
「親知らず」とはいちばん手前から数えて7番目の歯のさらに奥に生えてくる8番目の歯のことです。第3大臼歯や智歯とも言います。
「親知らず」は、人それぞれによって生えてくる向きや時期などに個人差があり、必ずすべて抜歯しなければいけないということはありません。
正常な向きに生えてきて、噛み合わせなどにも異常がなければ歯を抜く必要はありません。
ただし、親知らずの生え方によりむし歯・歯ぐきの炎症を起こしやすく痛みを伴う場合や他の健康な歯に悪影響を及ぼす場合などには、抜歯治療が行われます。
患者さまのお口の状態を総合的に診断し、抜歯の必要性の有無をしっかりと見極めて適切な診断を行います。
[親知らずを抜いた方がよい場合]
•親知らずの生え方(一部だけ見えている・横向きに生えている)によって十分に磨けずに虫歯・歯周病になりやすい場合。
•虫歯・歯周病になった場合に、健康な手前の歯と骨や口臭に悪影響を及ぼす場合
•むし歯の治療をしても、歯磨きが難しくむし歯が再発しやすい場合
•歯ぐきに埋まっているのに、痛みや腫れなどをくり返し生じている
•骨の中に完全に埋まっており、レントゲン写真上問題がある場合
•女性の場合、妊娠中はホルモンバランスの影響で痛みだすことが多いため妊娠や出産を予定している場合
•歯並びや噛み合わせを悪くする恐れがある場合
[親知らずを抜かなくてもよい場合]
上記とは逆で、以下の場合のケースになります。
•真っ直ぐきれいに生えており、十分に歯磨きができている場合
•一部だけしか生えていないが、他の歯に悪影響を及ぼしていない場合
•完全に骨の中に埋まっており、今後問題が起こる可能性が低い場合
•歯の移植に利用できる場合
•腫れや違和感が軽度の場合
オオマチ歯科では丁寧で分かりやすく説明を行い、抜歯の適否を決めさせていただきます。月曜日には口腔外科の認定医もいらっしゃいますので、何か分からないことがあればお気軽にご相談ください。