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歯に寿命ってあるの?

2020年09月13日

皆さん歯の寿命ってご存知ですか?
実は健康的な食生活を維持するためには、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことが推奨されています。

80歳で20本以上の歯を保っている人の割合は、この20年間でかなりの割合で増えてきていますが、現状では50.2%(平成28年歯科疾患実態調査)と目標を達成している人は約半数ぐらいです。日本人の平均寿命が延びる一方で、歯の寿命も延ばすことが課題となっている状況です。


日本では「歯周病」で歯を失う人が多く、とくに高齢になると、歯周病で歯を失う比率が高くなります。


歯周病は、歯を支えている歯肉やあごの骨が徐々に破壊されていく病気です。

正しい治療やケアをせずに放置していると、やがて歯がグラグラになって抜歯しないといけなくなる場合があります。

そうならないためにはいろんな食べ物をバランスよく食べることが重要です。そして、なんでもよく噛んで食べるためには、健康な歯が欠かせません。自分の歯で何でも噛めるということは、食生活を豊かにすると同時に、健康の維持・増進、病気の予防にもつながるのです。
日本では、「80歳になっても自分の歯を20本以上保つこと」だけではなく、「60歳で自分の歯を24本以上保つこと」「40歳で自分の歯をすべて保つこと」も提唱されています。


歳をとって歯が抜けるのは老化現象の1つだと思われがちですが、歯周病を正しく予防・治療すれば、いくつになっても自分の歯を保つことが可能です。

まずは、歯磨き(ブラッシング)や生活習慣を確認して、いつまでも健康な歯でいられるように取り組んでいきましょう!