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効果的な歯磨き方法

2021年01月12日

歯磨きの仕方って「本当のところ、どれがせいかいなのかなぁ?」と迷ってしまうこと、ありませんか?

毎日磨いてるのに、なぜか虫歯が出来てしまったり、磨いているつもりなのに歯茎が腫れてきてしまったり。

これまでずっと続けてきた歯磨きに「自信がない」というかたへ、

歯磨きの目的をいま一度確認し、目的を達成するために何をしたら良いのかを解説します。

歯磨きの目的はズバリ、

「悪さをする細菌をへらすこと」です。

歯科の病気の代表格といえば虫歯と歯周病ですが、虫歯菌と歯周病菌はそれぞれ性質が違い、くっつく場所もしつこさも違います。

おのずと除去方法も使い分ける必要があります!

では、どこに何をすると歯磨き効果が上がる?

虫歯予防、歯周病予防のそれぞれに効く磨き方をお教えましょう。

お子さんなら虫歯予防が中心なのでデッキブラシタイプの歯ブラシと、歯間はフロスで。

虫歯、歯周病の両方が気になる大人の方は、デッキブラシタイプ、細く長く柔らかいテーパード毛タイプの2種類を用意し、毛先が届かないところはフロスか歯間ブラシを使います。

~細菌を効率よく減らすための歯磨きのコツ!~

虫歯予防と歯周病予防では、歯ブラシのタイプ同様、歯ブラシの動かし方も変えたほうが、歯や歯茎を傷めることなく効率的に細菌を除去できます。また、子供の頃に教わった歯磨き法を大人になってもずっと続けていると細菌が十分に除去できません。大人になったら大人向けの歯磨き法に変えていきましょう。

~歯磨き剤はなぜ使うべき?~

フッ素など、有効成分の入っている歯磨き剤を使わないのはせっかくの予防のチャンスをみすみす逃しているようなものなんです!

歯磨き剤はぜひ毎日使ってください。

歯磨き剤に配合されたフッ素、殺菌剤などの有効成分が予防の役に立つからです。特にフッ素を使うと酸で溶けた歯の西石灰化(修復)のスピードが上がり、しかも再石灰化した歯がもとの歯より硬くなるので効率よく虫歯予防ができます。

また、歯磨き剤というとよく話題になる研磨剤も、ご心配には及びません。現在、薬局や歯科医院で普通に売られている医薬部外品の歯磨き剤なら、よほど強いヤニ取り効果のある製品でもない限り、歯よりも柔らかい高品質の研磨剤が入っており、歯を摩耗させる心配はありません。

というわけで、

いつもの歯磨きに、ただ歯磨き剤を加えるだけで予防効果が期待できるのですから、使わないなんてもったいない。歯の修復と効率的な細菌除去の観点からぜひ使っていただきたいです!

~定期的メインテナンスはなぜ34ヶ月ごとに必要?~

歯石は、放っておくと1年もすればまたこびりついてきます。つまり1年に1度の通院では受診のたび歯石除去が必要になってしまいます。

しかし3~4ヶ月ごとに歯周ポケットをクリーニングすれば歯石の付着が格段に減り、歯石除去後の清潔な状態を、より長く維持できるのです。

一生自分の歯で美味しく食べられるよう、

歯科医院との3~4ヶ月毎のお付き合いをぜひこの機会に始めてみましょう!