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歯磨きとコロナ予防

2021年02月10日
口の中をきれいにする事は虫歯予防、歯周病予防に大変有効です。
しかし、口の中をきれいにする事がたくさんの全身疾患の予防になる事がわかってきています。
新型コロナウイルス感染の予防にもつながる事もわかってきました。
http://www.tmd.ac.jp/medhospital/topics/covid-19-mame/shika_yobou-hamigaki.html
東京医科歯科大学と歯医者の大学の中でも一番頭のいい人達が集まる大学からの記事ですので、しっかりとした研究の元に証明されている可能性が高く、信用度が非常に高いと感じています。
他にも歯周病菌がインフルエンザ感染を助長する事も解明されてきたそうです
https://president.jp/articles/-/40340?page=1
口に中をきれいにする、つまり歯周病予防、虫歯予防がインフルエンザやコロナの予防にもなるということですので、皆さんも今一度感染予防対策の一環として歯磨きと歯周病予防を見直してみませんか?
オオマチ歯科クリニックには、尼崎市南塚口町を中心にたくさんの方にご来院していただいています。
幅広い年齢層の方に来ていただいていますが、当院に初めて来ていただく方の中でご自身の歯をきれいに磨けている方は…正直1割もいません。
何を隠そう院長の私自身も定期検診の度に磨き残しを指摘されます。
自分ではきれいに磨いているつもりでも、たくさんの歯があり死角が多く暗い口の中では完璧に仕上げるのは至難の技です。まずはご自身の磨き方で磨けているかをプロに確認してみてもらってください。
先日大阪の府知事である吉村知事が自身のツイッターを更新し話題となりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/16a66647bde2a68182c38b2a79a8f695f02cb610
内容は大阪府内の5500もの歯科医院でクラスターが発生していないことについて述べていました。
コロナウイルスは口の中、唾液に多く含まれている。なのでマスクが有効だし、飲食の場も指摘される。一方で利用者側がマスクができない環境に歯科医院がある。大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策の賜物と思うが、何かある。何か? 専門家には、是非分析してもらいたい」とツイートしていました。
本当に僕もそう思います。
当院でも感染対策に真剣に取り組んでいますが、コロナについてあまり情報のないコロナ感染拡大第一波の2020年4月にはかなりの恐怖を感じていました。
診療も縮小し、ありとあらゆるできる感染対策は行いました。
しかし、結果としてはこの1年で兵庫県の歯科医院でもクラスター、治療による患者さんからの感染は0です。
兵庫県、大阪という感染が拡大している地域ですので、感染患者やウイルスを保持した患者様も少なからず来院されていると思います。
その中でも感染しない、重篤化しない一つの要因として、歯科医院に勤めるスタッフのほとんどが口腔内をきれいに保っているからではないかと推測しています。
これは僕の私見であり、研究や分析も行っていないため全く根拠もないのですが、その可能性もあるのではないかと思っています。本当に専門家の分析をお願いしたいと考えています。
いち早く地球上の皆さんが安全に暮らせる状況になってほしいと心から願っています。