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できるだけフッ素を口に残すには?

2022年09月06日

皆さん、こんにちは!

クリーンスタッフの篠原です。

最近、フッ素という言葉をよく耳にします。

今回は効果的な使い方をぜひ皆様にも共有させて頂きます★

子どもから高齢者まですべての世代にむし歯予防は重要です。効果的にフッ素を使い歯を守っていきましょう!!

うがいのできるお子さんやおとななら、フッ素を配合した歯磨き剤の使いすぎの心配はまったくありません。使用量が少ないと、フッ素が口のなかに行きわたらず、残存量も少なくなります。歯磨き剤はケチらずたっぷり使いましょう。赤ちゃんや幼児の場合は、どれくらいの使用量が適切か、歯科医院で指導を受けましょう。

うがいを少なく。

お口のサッパリ感は、歯磨きをしたくなるいちばんの理由。フッ素を残すためにツバを吐きだすだけにして『うがいはしない』、という考え方もありますが、歯みがきの爽快感を味わうには、やはりうがいは必要でしょう。そこでできるだけ少ない水で、軽く1回程度のうがいで留めるのがおすすめです。

歯みがきはじっくり、回数を多く。

フッ素配合歯みがき剤を使ったとき、短い時間(30秒)より、長く(3分間)歯みがきをしたほうが、より長く、より多くフッ素が口のなかに残ることがわかっています。また、使用回数が多いほど予防効果が高いという研究報告もあります。歯みがきは1日3回ていねいに行うと、より効果が上がるでしょう。

フッ素洗口液をプラスする。

歯ミガキのあと、どうしてもうがいをていねいにしたいというかたは、うがいのあとにフッ素配合の洗口液(医療用医薬品)をプラスして使ってはいかがでしょうか。うがいで失ったフッ素を、洗口液で補うことができます。フッ素洗口液は歯科医院で処方してもらえます。

寝る前にみがく。

夕ご飯を食べてすぐに歯をみがくと、就寝までに時間があるので、歯みがき剤のフッ素が唾液で流れてしまいやすいです。一方、就寝中は唾液量が減るので、就寝前に歯をみがくと口のなかにフッ素がしっかり残りやすいのです。夜の歯みがきを夕食後すぐにしているかたは、就寝前に変えてみましょう。

歯科医院で定期的にフッ素塗布する。

フッ素配合歯みがき剤の継続的な使用に加え、長くフッ素を口のなかに留める方法として、おすすめなのがフッ素塗布です。高濃度のフッ素が歯面のカルシウムと化学反応を起こし、唾液に溶けにくいフッ化カルシウムが沈着します。これが唾液に少しずつ溶けて、長く(数ヶ月程度)フッ素を放出しむし歯予防に効果を発揮します。