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虫歯

被せ物と土台の歯について「メインテナンスの重要性」

被せ物と土台の歯について:メインテナンスの重要性

被せ物と土台の歯の継ぎ目は、歯科医師がピタリと合わせて少しの段差も作らないようにするのが腕の見せ所です。

しかし、この継ぎ目の場所は、歯茎の溝の中に隠れることが多く、プラーク(細菌の塊で虫歯や歯周病の原因菌が潜む)が溜まりやすい場所です。油断して歯茎と被せ物の境目を丁寧に磨かないと、プラークが溜まり、虫歯の温床となってしまいます。

歯の状態

見えにくい虫歯のリスク

たいへん困るのは、虫歯が土台の歯に入り込んでいても、被せ物に隠れて広がるため、外からは見えにくい点です。さらに、神経を取った歯の場合、内側で虫歯が進行しても痛みが出ず、異常を知らせるセンサーがありません。

隠れた虫歯の進行

見た目に分かりにくく、痛みも感じないため、患者さんが自分で気づくことは難しく、発見が遅れて歯を失ってしまうケースも少なくありません。

メインテナンスの重要性

普段から歯科医院でメインテナンスを受けていないと、早期発見は非常に難しいのが現実です。

定期的なメインテナンス

定期的にメインテナンスを受け、被せ物を長持ちさせましょう!

自分で気づくのが難しい被せ物の土台の傷みは、早期発見のチャンスを逃さないためにも、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが大切です。

土台の歯の状態のチェックや、歯磨き指導、プロによるクリーニングなど、トータルケアが治療を長持ちさせるために役立ちます。

メインテナンスを受けた場合と受けていない場合

メインテナンスを受けていない歯
メインテナンスを受けていない歯

20年来メインテナンス継続中
20年間メインテナンスを受けた歯

Q&A

Question: え!じゃあ被せ物がかぶってあっても虫歯になっちゃうことがあるの!?

Answer: はい。被せ物と天然歯の土台の継ぎ目は、歯茎の溝もあってプラークがたまりやすく、虫歯ができやすい場所です。

土台の歯に虫歯が入り込んでしまった被せ物は、基礎にシロアリが入った建物と同じです。弱った歯が割れてしまうと、抜歯しなければならないケースがほとんどです。