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歯の豆知識
予防歯科
正しい歯磨きの方法とは?
正しい歯磨きの方法とは?
歯磨きの仕方って「本当のところ、どれが正解なのかなぁ?」と迷うこと、ありませんか?
毎日磨いているのに、なぜか虫歯ができたり、歯茎が腫れてしまったりすることがあります。これまで続けてきた歯磨きに「自信がない」という方へ、歯磨きの目的を確認し、どうすれば効果的にケアできるのかを解説します。
歯磨きの目的
歯磨きの目的はズバリ「悪さをする細菌を減らすこと」です。
虫歯と歯周病は、原因菌が異なり、付着する場所や除去の難しさも違います。したがって、除去方法もそれぞれに応じて使い分ける必要があります!
効果的な歯磨きの方法
虫歯予防や歯周病予防には、それぞれに合った歯磨きの方法が必要です。
お子さんの場合、虫歯予防が中心になるため、デッキブラシタイプの歯ブラシとフロスを使いましょう。
大人の場合は、虫歯と歯周病の両方が気になるため、デッキブラシタイプと、細く長く柔らかいテーパード毛タイプの2種類を用意し、毛先が届かない部分にはフロスや歯間ブラシを使いましょう。
細菌を効率よく減らすための歯磨きのコツ
歯ブラシの動かし方も、虫歯予防と歯周病予防で変えたほうが、歯や歯茎を傷めずに効果的に細菌を除去できます。大人向けの歯磨き方法に切り替えることが、十分なケアに繋がります。
歯磨き剤の重要性
フッ素や有効成分を含んだ歯磨き剤を使わないのは、せっかくの予防チャンスを逃すことになります!フッ素が歯の再石灰化を促し、虫歯予防に効果的です。歯磨き剤に含まれる研磨剤も、通常の製品であれば歯を傷める心配はありません。
定期的なメインテナンスが3~4ヶ月ごとに必要な理由
歯石は1年も放置すると再び付着してしまいます。しかし、3~4ヶ月ごとに歯周ポケットをクリーニングすれば、歯石の付着を大幅に減らし、清潔な状態を維持できます。
一生自分の歯で美味しく食べ続けるために、歯科医院との3~4ヶ月毎の定期メインテナンスを始めてみましょう!