コロナ感染対策、歯医者として出来る事

今回はコロナの医院の対策ではなく、各自一人一人でやるべき対策の話です。

当院ではこれまでにコロナウイルスに対して感染しない為、感染を広げない為の様々な対策を取ってきました。

お陰様で当院スタッフは誰一人感染することもなく、体調不良もなく、診療を続けることが出来ています。当院では、スタッフに対してコロナに感染したことによる患者様や周りの人への甚大な被害、そして歯科業界への影響を説明し、プライベートでの行動制限も行っています。

それをスタッフ一人一人がプライベートの行動も含めて日々意識してくれているからだと感じています。こんな素晴らしいスタッフ達と仕事ができて嬉しいです。

ただ、8月に入ってほぼ毎日全国で1000人以上のペースで感染者が増え続け、全国で50000人以上、全世界で2000万人以上の感染者が出ています。兵庫県でも毎日300人以上の感染者が報告されています。

その中でできることは、感染しないことも大事ですが、重症化しないことの方が重要ではないかと考えています。

もちろん、まずは感染しない取り組みをしてもらうことが大切ですが、どんなに感染対策を徹底しても、相手は目に見えないウイルスです。この蔓延した世界の中では、絶対に感染しないということは難しいです。ですから、同じくらい大事なのは、重症化させないための身体作りと口の中を清潔に保つことだと思います。

当院でも何度かメンテナンスの重要性や、口の中を清潔に保つことで多くの病気を予防できることをブログなどで発信してきました。

歯科医院に来ていただいた患者様をコロナに感染させるリスクより、コロナで重症化しないお口の環境作りに貢献できる確率の方が確実に高いと思っています。

そのことを声を大にして伝えるためにも、絶対に当院でパンデミックを起こさないように、まずは私たちスタッフを介して感染が拡大しないように最善を尽くします。

今行っている感染対策を続けつつ、新たにできる対策も積極的に取り入れ、より確実に、より安全に、より良い医療を提供できるようにスタッフ全員が努めて参ります。