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医療費控除

2022年07月19日

歯科医師の中島です。 

今日は患者様からよく聞かれる医療費控除についてお話しします。

矯正やインプラントの治療費には保険が適用されないため、治療にかかるすべての費用は患者様の負担となります。いわゆる自費治療です。

自費治療については歯科医院によって価格が異なるほか、同じ患者様のお口の中の状態によって変動します。特に難症例になるにつれて、期間や費用が増えていくのが一般的です。

一般的な費用相場でもインプラント1本あたりの治療費はおよそ40万~60万円、矯正は70万~120万といわれており、他の歯科治療と比べて費用が高額であることは否めません。そのため治療を受けたくても費用面がネックになっている方も多くいらっしゃいます。一方でインプラントや矯正にかかる医療費には『医療費控除』という税制が適用でき、申請をおこなえば通常の治療費よりも安く抑えることが可能です。

費控除を受けるためには、毎年2月16日から3月15日までに実施される確定申告をおこなわなければなりません。会社から給与を貰っている方やパート・アルバイトの方もお住まいの地域を管轄している税務署に、必要事項を記入した確定申告書と医療費明細書の提出が必要です。提出法は所轄の税務署に持参するほか、郵送やインターネット(e-TAX)でも受けつけています。

またご自身だけでなく、扶養家族がいる方なら ご家族の分も含めて支払った医療費が対象となります。もしその年に申告を忘れてしまっても大丈夫です。5年前までなら申告できるので、「昨年申請してなかった…」という方もご安心ください。

さらに

診察にかかった治療費だけでなく、処方された医薬品(ただし、治療に必要な医薬品のみ)

や病気の治療の為に購入した市販の医薬品、通院の為に使用した公共交通機関の費用なども対象になります。

以上簡単ですが、医療費控除について述べさせてもらいました。医療費控除を使うことによって、お得になる事がほとんどですので、気になる方はいつでも気軽にスタッフにお尋ねください。