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虫歯

虫歯菌と脳の健康に関する最新研究

虫歯菌には4種類のタイプがあり、その中でも5%以下の2種類のタイプが傷害のある脳血管に付着し、悪さをすることが最近の研究で明らかになりました。

虫歯菌の研究

脳内微小出血と認知症のリスク

虫歯菌が悪さをした結果、脳内微小出血が起こり、これが認知症のリスクに繋がることが解明されました。

脳内微小出血のリスク

神経がやられるほどの重度の虫歯や歯周病、抜歯などからの出血が原因で、細菌が血管を通り脳まで運ばれてしまうことがあるようです。

歯周病と脳

普通の健康状態の人なら、血管に入った細菌も免疫で抑えられますが、高血圧や生活習慣病のある方、免疫機能が低い方は要注意です。

虫歯菌は乳幼児期に最も長い時間過ごした人からうつることが知られています。つまりお母さんから子供へ伝播することが最も多いですが、お孫さんと接することが多いおじいちゃんやおばあちゃんからも伝播することがあります。

伝播リスク

脳内微小出血は高齢者に多く認められ、70歳以上の日本人の15%に発症しています。通常無症状なので見過ごされやすいのですが、放置しておくと脳出血に発展する可能性があります。

以前から口の中の菌が全身のあらゆる所で見つけられています。

菌の影響

口の中の環境を整え、虫歯菌や歯周病菌を少なくすることが全身の健康に大きく関わります。

人類は昔からあらゆる病気や細菌、ウイルスと戦ってきました。そして、それらとの戦いに勝ち、人類は絶滅することなく今ここに存在し続けます。

歴史的な対策

そう、虫歯や歯周病菌も今や知識と予防で抑えることができる時代になってきています。もう虫歯になってから、歯周病になってから歯医者に行く時代は終わりました。

虫歯や歯周病にならないために、歯科医院に定期的に通うことを心がけましょう。