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歯の豆知識
虫歯
虫歯のなりやすさに影響する要素
虫歯のなりやすさには、以下の要素が大きく関わります。
プラーク(歯垢)
プラークの付着量は口腔内の衛生状態を示します。プラークは虫歯や歯周病の原因となり、多量のプラークが長時間歯の表面や周囲に付着していると、口腔内が酸性になり虫歯ができやすい環境が生まれます。しっかりと歯ブラシでプラークを落とすことが大切です。
口呼吸
鼻や噛み合わせの問題で口呼吸が続くと、口腔内が乾燥してしまいます。これは唾液の作用が及ばないことを意味し、口呼吸は歯肉炎や虫歯のリスクを高めます。意識して口を閉じ、鼻で呼吸するようにしましょう。
唾液分泌
唾液には粘膜保護、プラークの洗い流し、消化、抗菌などさまざまな作用があります。特に再石灰化作用と口腔内を中性に保つ作用が、虫歯を予防する重要な役割を果たします。
唾液分泌が少ない人には、以下をおすすめします。
・よく噛んで食べる
・唾液腺マッサージ
・キシリトールガムの活用
・プラークコントロールの徹底
唾液緩衝能
唾液は口腔内を中性に保つ力があります。緩衝能が高いほど中性に戻す力が強く、虫歯になりにくくなります。
緩衝能が低い方には、以下をおすすめします。
・糖濃度の高い食品の摂取を避ける
・飲食回数を減らす
・フッ素やキシリトールを使用し、歯質を強化する
・夕食後や就寝前の飲食を控える
食べるもの
甘いものは虫歯の原因となるため、糖質の摂取を控えることが重要です。甘いものの依存性は高いですが、減らすことで健康的な未来が待っています。甘いものの摂取回数を減らすことを強くおすすめします。
食事時間
食べ物が口に入ると、口腔内は酸性になり、歯が溶け始めます