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歯の豆知識
ホワイトニング
ホワイトニングで新生活を明るく!歯を白く美しくする方法と注意点
最近、少し暖かくなったり寒くなったりの繰り返しで、皆さん体調は大丈夫でしょうか?
3月になり、もう少しで新年度です!新しい一歩を踏み出す季節ですね!環境がガラッと変わる方もたくさんいると思います。そして、初対面や第一印象はとても大事です!
そんな時はホワイトニングで顔全体の印象を明るくキラキラしてみませんか?
ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、黄ばんだ歯を漂白(ブリーチング)し、白くて美しい歯に仕上げる治療法のことです。
人の歯は、外側からエナメル質・象牙質・神経の3層構造になっていますが、このうち象牙質は黄みがかった色をしています。
日本人は一番外側のエナメル質が薄いため、黄ばみを帯びた象牙質が透けやすい傾向にあります。年齢を重ねると、エナメル質はさらに薄くなり、象牙質は厚みを増すため、歯の黄ばみは強くなります。象牙質の黄ばみは、外側からのアプローチだけでは解消できません。そのため、歯の内部を漂白するホワイトニングが必要です。
医療機関でのホワイトニングを受けるメリット
医療機関だからこそできる、歯本来の白さを実現できます。漂白効果の高い過酸化水素が入ったホワイトニング剤は、医療機関でのみ取り扱うことが許されており、歯の内部から漂白できるため、自然な白さを超えた輝きも期待できます。
ホワイトニングの3つの種類
1. オフィスホワイトニング
歯科クリニックで行うホワイトニングです。高濃度のホワイトニング剤を歯に塗布し、短時間で即効性を発揮します。短時間で歯を白くしたい方にオススメですが、急速に白くするため、歯に負担がかかりやすく、しみることがあります。
2. ホームホワイトニング
自宅で行うホワイトニングです。ホワイトニング剤を塗布したマウスピースを数時間装着し、徐々に漂白していきます。オフィスホワイトニングよりも成分濃度が低いため、時間がかかりますが、歯に負担が少なく、長期間効果を維持できます。自然な白さを希望する方にオススメです。
3. デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性を組み合わせ、最良の効果を得ることができます。
ホワイトニングができない場合
ホワイトニングを今すぐしたいと思っても、次のような理由で施術できない場合があります。
1. 虫歯や歯周病の治療が必要な場合
虫歯や歯周病が残っている場合、ホワイトニング剤が悪影響を及ぼす可能性があります。治療を優先し、歯が健康な状態でホワイトニングを受けましょう。
2. 歯のアンチエイジングを考えている方
加齢による黄ばみが気になる方には、ホワイトニングで若々しい白さを取り戻せます。歯を削らないため、咀嚼機能に影響を与えることはありません。
3. 重要なイベントを控えている方
結婚式などの大事なイベントを控えている方には、即効性のあるオフィスホワイトニングがオススメです。短期間で効果を得られるので、期日が迫っている場合でも安心です。
ホワイトニングを行う際の注意点
1. 差し歯や詰め物はホワイトニングできない
ホワイトニングは天然歯のみが対象です。差し歯や詰め物は白くできないため、ホワイトニング後に色の違いが目立つ場合があります。その際は、差し歯や詰め物をホワイトニング後の歯に合わせて変更する必要があります。
2. 歯周病や歯石があると施術が遅れる
ホワイトニングを受ける前に、歯周病や歯石の除去が必要な場合があります。クリーニングや虫歯治療を行った後で、ホワイトニングを進めることが重要です。
3. ホワイトニング後、歯がしみることがある
ホワイトニングを行った後に、歯がしみることがあります。しみる症状は一時的ですが、気になる場合は歯科医に相談してください。
新しい生活を迎えるこのタイミングで、ホワイトニングを行い、明るく輝く笑顔で新生活を楽しんでみませんか?