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親知らずとは?抜歯が必要な場合と不要な場合の判断

「親知らず」とはいちばん手前から数えて7番目の歯のさらに奥に生えてくる8番目の歯のことです。第3大臼歯や智歯とも言います。
「親知らず」は、人それぞれによって生えてくる向きや時期に個人差があり、必ずすべて抜歯しなければいけないというわけではありません。正常な向きに生えてきて、噛み合わせなどに異常がなければ、歯を抜く必要はありません。
ただし、親知らずの生え方によってはむし歯や歯ぐきの炎症を起こしやすく、痛みを伴う場合があります。他の健康な歯に悪影響を及ぼすケースもあり、その場合には抜歯治療が必要です。
オオマチ歯科では、患者さまのお口の状態を総合的に診断し、抜歯の必要性の有無をしっかりと見極め、適切な診断を行います。

親知らずを抜いた方がよい場合

  • 親知らずの生え方(一部だけ見えている・横向きに生えている)によって十分に磨けず、むし歯・歯周病になりやすい場合
  • むし歯・歯周病が他の健康な歯や骨に悪影響を及ぼす場合
  • むし歯の治療をしても、歯磨きが難しく、むし歯が再発しやすい場合
  • 歯ぐきに埋まっているのに、痛みや腫れがくり返し生じている場合
  • レントゲン写真上で問題が確認されている場合
  • 女性の場合、妊娠中にホルモンバランスの影響で痛みが出やすいため、妊娠や出産を予定している場合
  • 歯並びや噛み合わせに悪影響を及ぼす恐れがある場合

親知らずを抜かなくてもよい場合

  • 真っ直ぐきれいに生えており、十分に歯磨きができている場合
  • 一部しか生えていなくても、他の歯に悪影響を及ぼしていない場合
  • 完全に骨の中に埋まっていて、今後問題が起こる可能性が低い場合
  • 歯の移植に利用できる場合
  • 腫れや違和感が軽度の場合

オオマチ歯科では、丁寧で分かりやすい説明を行い、抜歯が必要な場合かどうかの判断をサポートします。興味がある方やご質問がある方は、ぜひお問い合わせください。