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矯正治療

マウスピース矯正「インビザライン」を徹底解説

塚口オオマチ歯科・矯正歯科、院長の大間知です。
本日は最近急増している「マウスピース矯正」について書かせていただきます。
インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用して歯並びを整える矯正治療法の一つです。金属ブラケットを用いたワイヤー矯正とは異なり、取り外し可能で目立ちにくいのが特徴で、特に見た目に配慮した矯正治療を求める方に人気があります。今回は、インビザラインはどのような治療方法なのかについて詳しく解説します。

インビザラインとは?

インビザラインはアメリカのアライン・テクノロジー社によって開発され、世界中で数百万人以上の患者に使用されています。デジタル技術を活用し、患者一人ひとりの歯並びに合わせたカスタムメイドのマウスピースを作成することで、精密な歯の移動が可能になります。

 

インビザラインの適応範囲

インビザラインは幅広い歯並びの問題に対応できる矯正治療ですが、特に軽度から中等度の歯列不正に適しています。具体的には、以下のようなケースに効果が期待されます。

 

・軽度の歯のがたつきや叢生(歯の重なり)

・軽度のすきっ歯(空隙歯列)

・軽度の出っ歯や受け口

・咬み合わせの不調和(過蓋咬合、開咬など)

 

一方で、重度の歯列不正や骨格的な問題がある場合には、他の矯正方法との併用が必要になることもあります。そのため、治療を検討する際には歯科医師の診断が重要です。

 

インビザラインの技術

インビザラインでは、3Dスキャナーやシミュレーションソフトを使用して治療計画を作成します。まず、患者様の歯並びをデジタルスキャンし、そのデータをもとにコンピュータ上で治療の進行をシミュレーションします。このシミュレーションに基づいて、段階的に歯を動かすためのマウスピースが製作されます。

 

治療開始後は、マウスピースを1~2週間ごとに新しいものへ交換していきます。それぞれのマウスピースは微妙に異なる形状をしており、徐々に歯を目標の位置へと移動させていきます。このように精密なデジタル計画のもとで治療が進められるため、予測可能で効率的な矯正が可能になります。

 

インビザラインの歴史と進化

インビザラインは、1997年にアライン・テクノロジー社によって開発され、2000年代初頭から本格的に市場に導入されました。当初は軽度の歯列不正に限定された治療法でしたが、技術の進化により適応範囲が広がり、現在では複雑な症例にも対応できるようになっています。特に、3Dスキャン技術やAIによる治療計画の精度向上が進んだことで、より細かい歯の移動が可能になりました。

まとめ

今回は、インビザラインはどのような治療方法なのかについてご紹介しました。インビザラインは透明で目立ちにくく、取り外し可能な矯正装置を使用する革新的な矯正治療法です。

当院は、アライン・テクノロジー社が一年毎に決定する実績評価で最高位となる「ダイヤモンド・プロバイダー」を取得しています。インビザラインでの矯正治療にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。