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子どものマウスピース矯正中の歯磨きと虫歯予防、知っておきたいポイント
塚口オオマチ歯科・矯正歯科院長の大間知です。
「子どものマウスピース矯正、してあげたいけれど、装置をつけている間に虫歯になったりしないかしら…?」そんな心配をされて来院される方がいらっしゃいます。
せっかく歯並びをきれいにするために矯正を始めたのに、虫歯ができてしまっては本末転倒ですよね。
結論からお伝えすると、マウスピース型の矯正は工夫次第でむしろ虫歯予防にも好都合な治療法です。
ただし、いくつか押さえておきたいポイントがあります。今回は、矯正中の歯磨きと虫歯予防について、ご家庭で実践できる内容を中心にお話しします。
目次
マウスピース矯正中、虫歯になりやすいって本当?
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「矯正中は虫歯になりやすい」と聞いて不安になる方も多いのですが、これはどちらかというとワイヤー矯正のお話です。
ワイヤー矯正は装置が歯にしっかり固定されているため、歯ブラシが届きにくく、磨き残しから虫歯ができやすい傾向があります。
その点、マウスピース矯正は装置を取り外して歯磨きができますので、いつもどおりに丁寧に磨けます。これはお子さまにとって、とても大きな利点です。
ただし、注意点もあります。
装置を装着している間は、歯と装置の間に唾液や食べかすが閉じ込められやすく、汚れがついたまま装着すると、その汚れがずっと歯に密着した状態になってしまいます。
つまり、「装着前に汚れを残さない」「装置自体も清潔に保つ」この2つができていれば、虫歯のリスクはぐっと下がります。
歯磨きのタイミングと正しい順番
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マウスピース矯正中の歯磨きで一番大切なのは、装置をつける前に必ず歯を磨くこと。
汚れが残ったまま装置をつけると、その汚れが長時間歯に押し付けられて、虫歯の原因になります。
ご家庭で意識していただきたい流れは、次のとおりです。
- 1. 食後はまず手洗い・うがいを済ませる
- 2. 歯ブラシで丁寧に歯を磨く(最低でも3分が目安)
- 3. 奥歯の溝や歯と歯の間も忘れずに磨く
- 4. フロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れも取る
- 5. 仕上げに洗口液でうがいをするとさらに安心
- 6. 歯がきれいになってから装置を装着する
朝・夜の歯磨きは特に丁寧に。夜は寝ている間に唾液の量が減って、口の中が乾きやすくなります。
乾燥した状態は細菌が増えやすいので、就寝前のケアは念入りにしてあげてください。
装置(マウスピース)自体のお手入れ方法
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装置そのもののお手入れも大切です。
装置の汚れや細菌を放置すると、せっかく磨いた歯にまた汚れを戻すことになってしまいます。
基本のお手入れは、装置を外したらすぐに水か、ぬるま湯(40度以下)で洗い流すこと。
ここで気をつけたいのが、絶対に熱湯は使わないことです。マウスピースの素材は熱に弱く、変形してしまうと装置の作り直しが必要になり、治療期間も延びてしまいます。
洗うときは、やわらかい歯ブラシでやさしくこすります。
普通の歯磨き粉は研磨剤が入っていて装置に細かい傷がつくので、使わないでください。
週に1回程度は、マウスピース専用の洗浄剤につけ置きしてあげると、ニオイや汚れの予防になります。
装置を入れるケースも、ときどき洗って乾かして、清潔な状態を保ってあげましょう。
また、マウスピース型の矯正では、装置をつけながらお口の筋肉を整えるトレーニングも行います。
装置がきれいに保たれていることは、治療の効果を出す上でもとても大切です。
矯正中に特に気をつけたい食習慣
矯正中は、毎日の食習慣も虫歯予防に大きく関わってきます。
まず避けていただきたいのが、ダラダラ食べやちょこちょこ飲み。お口の中に食べ物や飲み物が入っている時間が長いほど、歯が酸にさらされて虫歯になりやすくなります。
そして特に注意していただきたいのが、装置をつけたまま甘い飲み物(ジュース・スポーツドリンク・乳酸菌飲料など)を飲むこと。
これは絶対にNGです。装置と歯の間に糖分がたまり、虫歯リスクが一気に高くなります。お水やお茶以外の飲み物を口にするときは、必ず装置を外しましょう。
食後はすぐに装置を入れず、歯磨きをしてから装着する習慣をつけてあげてください。
フッ素入りの歯磨き粉を使うのもおすすめです。フッ素は歯の表面を強くして、虫歯になりにくい歯にしてくれます。
ご家庭での歯磨き+定期検診で「虫歯ゼロ」を目指しましょう
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お子さまが自分で歯磨きをするようになっても、磨き残しはどうしても出てしまいます。
仕上げ磨きは小学校中学年(10歳前後)まで続けてあげるのが理想です。お母さまの目で、奥歯や歯の裏側まで確認してあげてください。
そして、ご家庭でのケアと併せて欠かせないのが、歯科医院での定期検診とプロのクリーニングです。
当院では予防歯科専門のチームを作り、お一人おひとりのお口の状態に合わせた歯磨き指導を行っています。
歯磨きの癖や苦手な部分は人それぞれ違いますので、定期的にプロの目でチェックすることが、結果的に虫歯ゼロへの近道になります。
また、矯正中は装置をきちんと使えているか、お口の癖が改善されているかなど、歯並び以外にもチェックする項目がたくさんあります。
お口がぽかんと開いている状態だと、口の中が乾いて虫歯リスクも上がりますので、生活習慣も含めてサポートさせていただきます。
まとめ
マウスピース矯正中の虫歯予防で大切なのは、「装置をつける前の歯磨き」「装置の清潔」「食習慣」の3つだけ。
これさえ意識すれば、矯正期間はむしろお子さまの歯への意識が高まり、虫歯ゼロのきっかけにもなります。
「うちの子、磨き残しが心配…」「装置のお手入れって難しそう」と感じる方も、ぜひ一度ご相談ください。
お子さまの年齢や性格に合わせて、ご家庭で続けやすい方法をご提案します。
塚口オオマチ歯科・矯正歯科でお待ちしております。