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小児歯科 矯正治療

学校の歯科健診で歯並びに1、2が付いた…様子見でいい?受診の目安

塚口オオマチ歯科・矯正歯科院長の大間知です。

お子さまが学校から持ち帰った歯科健診の用紙。

歯並びや噛み合わせの欄(歯列・咬合・顎関節)の欄に「1」や「2」と書かれているのを見つけて、どうしたものかと手が止まっていませんか。

虫歯なら受診すればいいと分かりますが、歯並びは急ぐべきなのか待つべきなのか、判断がつきにくいところです。

歯並びの1は注意して見ていきましょうという合図で、2は歯科医院で詳しく調べたほうがよいという知らせですが、学校の健診は詳しく調べる場ではないため、1であっても気になるようなら一度確認しておくと安心です。

この記事では、用紙に書かれた数字の意味と、受診を考える目安をお伝えします。

学校の歯科健診では歯並びの何を見ている?

見ているのは、歯並び、噛み合わせ、顎の関節の3つです。

そのうえで、状態を0・1・2の3段階で判定しています。

0は異常なし。

1は要観察といって、軽い乱れはあるものの、すぐに矯正が必要なほどではなく、これから注意して見ていく必要がある状態を指します。

2は要精検(要精密検査)です。

歯科医院で詳しく調べたほうがよいという判断で、この場合は受診をすすめる案内が一緒に届くことが多くなります。

判定の目安になるのは、前歯の重なりが大きい上の前歯が強く前に出ている下の前歯が上の前歯より前に来ている上下の前歯が噛み合わず隙間が空いている、といった状態です。

学校の健診は法律で毎年6月30日までに行うと決まっていて、結果は21日以内にご家庭へ届くことになっています。

なぜ健診の結果だけでは決められない?

学校の健診は、お口の中に気になる点がないかを一通り確認する場であって、その場で診断をつける場ではないからです。

このことは、歯科医師が健診のときに参考にするマニュアルにもはっきり書かれています。

大勢の子どもを短い時間で見ていくため、使えるのは目で見ることと小さな鏡だけ。

レントゲンで顎の骨や、まだ生えていない永久歯の様子を確かめることはできませんし、明るさも歯科医院とは違います。

そのため健診では、少しでも気になるものは拾い上げる方向で判定します。

1が付いたからといって、慌てる必要はありません。

一方で、0だったから完全に問題なしとも言い切れないのが難しいところです。

歯並びは成長とともに変わっていくので、去年の0が今年も同じとは限りません。

用紙の数字は、詳しく見るかどうかを考えるきっかけ。そのくらいの距離感で受け取るのがちょうどいいと思います。

様子を見ましょうと言われたら、いつまで待てばいい?

決まった期限はありませんが、ただ待っているだけでは状況が変わらないことも多くあります。

待っている間に何をしているかで、その後の歯並びは変わってきます。

当院でよくあるご相談では、去年も1で、今年も1でした、という声を聞くことがあります。

同じ判定が続いたということは、その一年で状態が変わらなかったということでもあります。

歯並びは、それ自体が原因なのではなく、結果として現れているものです。

背景には、口がぽかんと開いたままになっている、舌が下がっている、飲み込むときに舌で前歯を押しているといった、日常の癖が隠れていることが少なくありません。

癖がそのまま続いていれば、様子を見ている間も同じ状態が続きやすくなります。

当院では、歯並びそのものより先に、その手前にある癖や呼吸の仕方を見ることを大切にしています。

顎が育つ6歳から9歳ごろは、ここに働きかけやすい時期です。

当院ではこの時期に、マイオブレース(MRC矯正)という方法で歯並びの土台づくりに取り組んでいます。

他の小児矯正との違いはマイオブレース(MRC矯正)とその他の小児矯正の違いで詳しく説明しています。

受診の目安とご家庭で見ておきたいサインは?

用紙に2と書かれていた場合は、早めに受診してください。

1や0であっても、次のようなサインが当てはまるなら、一度相談しておくと安心です。

  • テレビを見ているときなど、気づくと口が開いている
  • 寝ているときにいびきをかく、朝起きると口が乾いている
  • 食事のときに音が出る、飲み込むまでに時間がかかる
  • 前歯の重なりが去年より増えたように見える
  • さ行やた行が聞き取りにくい

どれもご家庭で気づけるものばかりです。

迷うときは、正面から口元の写真を撮っておくのもおすすめです。

歯が生え変わる時期は見た目が日々変わるため、記録が残っていると去年との比較がしやすく、相談の場でも役に立ちます。

お子さまの歯全体のことは小児歯科のページにまとめています。

夏休みは歯並びを見直しやすい時期です

夏休みは、平日の日中に時間を取りやすくなる時期です。

健診の用紙をお持ちいただければ、書かれている判定と実際のお口の状態を照らし合わせながらご説明できます。

当院は阪急塚口駅から徒歩6分。

平日と土曜は9時30分から18時までの通し診療で、昼休みを挟まずお受けしています。

学校が休みの間なら、授業を気にせず落ち着いた時間に来ていただけます。

キッズスペースもありますので、下のお子さまとご一緒でも大丈夫です。

お子さま自身がご家庭での練習を続けられるかどうかで進み方は変わりますし、効果や期間には個人差があります。

なお、マイオブレース(MRC矯正)は自由診療です。

装置代が500,000円、月1回程度のトレーニングが1回5,000円かかります。

期間の目安は2年半から3年ほどで、総額としては62万円から68万円ほどになります。

初回のご相談は無料ですので、用紙の1が気になる段階でも構いません。

当院に初めてお越しいただく方ははじめての方へもあわせてご覧ください。