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マウスピース矯正について

2018年02月22日

最近ご質問を頂く事が増えてきているマウスピース矯正についてお話しさせて頂きます。

先日から当院でもマウスピース矯正を取り入れ始めました。マウスピース矯正とはワイヤーなどが存在せず、見た目には透明のマウスピースをつけているだけなので、患者様の「目立たずに矯正したい!」という要望にそうことができる矯正のことです。

また痛みもワイヤー矯正より少なく、痛みに弱い方にもオススメです。

ご自身で取り外しもできますので、歯磨きが苦手な方でも虫歯になりにくいという利点もあります。

そもそも矯正とは歯が埋まっている骨に対して、適切な力を持続的にかけることにより、少しずつ歯を動かしていくことが原理です。

この持続的にというのマウスピース矯正では特にポイントになります。

先ほども前記した通り、マウスピースなので取り外しができます。

一般的にマウスピースは17時間以上装着しないと、歯が動かないと言われているので、基本的にはお食事をされる時以外は装着するのが鉄則になります。

外したら戻すのを忘れないようにしてください。

また治療開始する際にあたり、何ヶ月で歯が動き終えるかの目安をお伝えしますが、これもどれくらい長くマウスピースをつけられていたかや、歯と骨の結合の関係などによって左右されるのでマウスピースを外されている期間が長くなればなるほど、治療期間も伸び、余分な費用もかかってきてしまいます。

患者様ご自身の負担を減らすためにも、お食事をされる時以外は装着されるよう宜しくお願いいたします。

治療の流れとしては、
まず歯型を取らして頂き、2週間後にご来院された際に最終的な歯並びや、治療回数の目安をお伝えします。もしご納得いただければ、再度型取りさせて頂き治療が始まります。
その後、マウスピースお渡し→型取りを2週間おきに繰り返し、最終的な歯並びに仕上げます。治療の途中に歯の表面を薄く削らして頂く事がございます。これは歯を動かすための隙間を作るためで、ワイヤー矯正などで歯を抜いてスペースを作るのと意味は同じです。

マウスピース矯正では抜歯を行わず、削ることによって隙間を作ります。

実際、自分自身もマウスピース矯正をやりましたが、正しく使えば非常に有効で快適なものです。費用面でもほとんどの場合がワイヤー矯正より安くすみます。また歯磨きも普段と同じように行えるので、虫歯や歯周病が矯正している間に進行するといったリスクが減ります。

何よりワイヤーなど見た目に邪魔になるものが存在しませんので、矯正期間中も心置きなく人前に出たり、写真に映ったりする事ができ、日常生活に支障をきたさないのが最大の利点です。

しかしこの矯正は奥歯が噛んでいない患者様や、歯のガタガタがきつい方には適応できないなど、全ての患者様に行えるわけではありませんので、ぜひ歯並びが気になる方は一度スタッフにお尋ねください。