
BLOG
歯の豆知識
予防歯科
虫歯
痛みの少ない治療
当院の虫歯治療について
塚口オオマチ歯科・矯正歯科院長の大間知です。
今回は当院の虫歯治療の特徴について、ご説明させていただきます。
虫歯の治療は、ただ穴を埋めるだけでなく、被せ物を作ったり、虫歯が奥まで進行していると歯の根っこの中の治療を行わなければならなかったり、最終的には抜歯を行い入れ歯やインプラントで補うなど、多岐に渡ります。
そんな中で、当院ではできるだけ削らないこと、できるだけ痛くしないこと、そして再発しにくい状態を一緒に作っていくことを大切にしており、この考え方を軸に治療を行わせていただいております。
目次
できるだけ削らない・できるだけ痛くしない治療
![]()
「虫歯は削って詰めれば終わり」と思われがちですが、実はそう単純ではありません。
歯は一度削ると、元通りには戻りません。
詰め物や被せ物はとても進歩していますが、元々の歯そのものと全く同じにはなりません。
だからこそ当院では、まず歯を守るために“必要最小限”で治すことを大切にしています。
もう一つ大切にしているのが「痛みへの配慮」です。
歯科が苦手な方は少なくありません。
「痛そう」「怖い」という気持ちが強いと、受診が遅れやすく、結果的に治療が大きくなってしまうこともあります。
治療の内容だけでなく、麻酔の方法や治療中のコミュニケーションなども含めて、なるべく患者さまのご負担が少ない形を一緒に考えます。
痛みが心配な方は、下記ページも参考になさって下さい。
→ 痛みの少ない治療
虫歯はなぜ進んでいくのか?
虫歯は、ある日突然できるものではありません。
口の中には細菌がいて、食べたものを餌にして酸を出します。
その酸が歯の表面を少しずつ弱らせ、進むと穴になっていきます。
最初のうちは、歯の表面が白く濁ったり、少しザラついたりする程度で、痛みが出ないことも多いです。
だからこそ、「痛くないから大丈夫」と思っている間に進んでしまうことがあります。
また、虫歯は“場所”によって気づきにくさが変わります。たとえば奥歯の溝、歯と歯の間、詰め物の周りなどは見えにくく、進行してから発見されやすいポイントです。
「どの段階の虫歯なのか」「どこまで進んでいるのか」をきちんと確認してから、削る量や治療の方法を決めることが、歯を守る第一歩になるのです。
受診の目安
![]()
次のような症状がある場合は、早めの受診がおすすめです。
- 冷たいものや甘いものでしみる
- 食べ物が特定の歯にはさまりやすい
- フロスが引っかかる・毛羽立つ
- 噛むと違和感がある、痛い
- 黒い点や影が気になる
- 以前治したところがしみる・欠けた気がする
特に「痛みが出てから」だと、虫歯が深く進んでいることもあります。
つい後回しになりがちですが、早い段階ほど治療が小さく、時間も回数も少なく済むことが多いです。
当院の虫歯治療の流れ
![]()
当院では、以下の流れで治療を進めさせていただいております。
- 1.問診・お悩みの確認
- 2.お口の中の状態確認
- 3.治療方針のご説明
- 4.痛みに配慮した処置
- 5.治療後のご説明
「いきなり削られるのが怖い」「今日は相談だけにしたい」という方も大丈夫です。
まずは状態を知り、選択肢を整理してから決めていきましょう。
虫歯治療の詳細につきましては、こちらのページでもまとめています。→ 虫歯治療
できるだけ歯を残すための考え方
当院が大切にしているのは、その歯をできるだけ長く使えるようにすることです。
虫歯が小さい段階なら、削る範囲も小さくでき、詰め物も最小限で済むことが多いです。
一方で、深い虫歯になると、神経に近づいたり、神経まで達したりして、治療が大きくなります。
また、治した後に大切なのが“再発を防ぐ”ことです。
虫歯は、治療した歯でも詰め物の境目、歯と歯ぐきの境目などに再び起こることがあります。
だからこそ、治療後には「なぜそこが虫歯になったのか」を一緒に整理し、歯みがきの癖・食習慣・唾液の状態など、現実的に変えられるポイントを確認します。
「治したのにまた虫歯になった」とならないように、治療とセットで“守り方”まで考える。それが当院の虫歯治療です。
痛みが不安な方へ
「歯医者が怖い」「痛みが心配で受診できない」そう感じるのは、決して珍しいことではありません。
当院では、最初にご不安なことがないか事前にしっかりお話を伺い、治療中も“今から何をするか”を共有しながら進めます。
些細なことでも気になる点があれば遠慮なくお伝え下さい。
痛みの少ない治療を心がけており、詳しくは当院の痛みの少ない治療ページでも詳しく説明していますのでこちらも併せてお読みいただけますと幸いです。
丁寧なカウンセリングと治療計画
![]()
同じ虫歯治療でも、生活スタイルや不安の大きさは人それぞれで、通えるペースも人それぞれかと存じます。
例えば、忙しくて通院回数を減らしたい方、痛みがとにかく苦手な方、過去に治療でつらい経験がある方。
状況が違えば、進め方も同じにする必要はありません。
当院では、検査結果をもとに、治療の選択肢、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくご説明し、納得できる形で進めさせていただきます。
「今日はここまで」「次はこうする」という見通しが立っていると、毎回の不安もぐっと減ります。
麻酔の工夫
![]()
「麻酔が痛いのが苦手」という方も多いです。実は、痛みの出やすいポイントは“麻酔薬そのもの”だけではなく、針の刺激や注入の速さ、温度なども影響します。
当院では、まず表面に塗る麻酔を使い、針のチクッとした刺激を減らす工夫をしております。
また、極細の針を使い、一定のスピードでゆっくり麻酔液を入れるなど、できるだけ不快感が少ない方法を取ります。
痛みの少ない治療についても、詳細こちらにまとめています。→ 痛みの少ない治療
静脈内鎮静法という選択肢
歯科が怖くて治療が難しい歯科恐怖症や、お口に器具が入ると吐き気が出やすい(嘔吐反射)が強い方、過去の経験から強いご不安がある方は、負担が大きいこともあります。
そのような場合にも、自費診療で静脈内鎮静法という選択肢があります。
点滴から鎮静薬を入れて、うとうとしたリラックス状態で治療を受けやすくする方法です。
ただし、全ての方に適応できるわけではありません。
持病・服薬状況などの確認が必要で、事前の説明と同意の上で進めます。気になる方は、まずはご相談ください。
治療後に大切なこと
![]()
虫歯治療は「治したら終わり」ではなく、むしろここからが大切です。
せっかく治療した歯を維持するためには、再発の芽を早めに見つけること、歯みがきの苦手ポイントを改善して継続すること、定期的なクリーニングを続けることが大切です。
何の症状もなく通い続けるのも大変だと思うこともあるかもしれませんが、この習慣が、将来の治療の負担を減らします。
どれくらいの間隔で通うと良いかというのも、お口の中の状態によって変わってきます。
まとめ
当院の虫歯治療は、できるだけ削らない・できるだけ痛くしないことを大切にしながら、再発しにくい状態を一緒に目指す治療です。
虫歯は、早い段階ほど治療が小さく、負担も少なく済むことが多いです。「しみる」「気になる」「昔治したところが不安」など、小さなサインのうちに確認しておくと安心です。
痛みが不安な方も、麻酔の工夫や、状態によっては静脈内鎮静法など、いくつかの選択肢があります
無理に我慢せず、まずは現状を知るところから始めましょう。
「私の場合はどうなる?」「どんな治療が必要?」など、気になることがあればお気軽にご相談下さい。