Qブラッシングは食後30分後が歯に優しい？

皆さん☆こんにちは☆

歯周病治療・クリーニング担当の 

歯科衛生士 芳田です。

今日は皆様から多く質問をいただきます…

[ハブラシって食べた後すぐしたらいいの？

それとも時間をおいてからしたらいいの？]

についてお話したいと思います♪

昭和時代では1日3回、食後3分以内に、3分間磨くというのが常識でした。

令和時代では、平成の常識「食後すぐ歯を磨くと食事中に表層脱灰したエナメル質を傷つけるため、唾液による再石灰化で表層脱灰が修復される時間を置いた方がよい」とされていました。これはもともと＊酸蝕症に関する話だったにもかかわらず、報道のされ方が誤ったまま「食後30分のブラッシングはさけるべきである」という考え方がひろがってしまいました。

虫歯は虫歯菌がエサである発酵性糖質を分解するときにつくる酸で歯が溶けます。う蝕予防のブラッシングの目的は酸を産生する虫歯菌のエサとなる発酵性糖質を取り除いて、酸をださせないようにすることです。ですから

「食後すぐ」が正しいブラッシングです。

A 食後すぐブラッシングしたほうがよい

＊酸蝕症:酸によって歯が溶ける症状。細菌が関与しないという点が虫歯と異なります。

酸蝕症の原因は胃酸、酸性薬剤(ビタミン剤、アスピリン等の服用、酸の強い食品(酢、果物、クエン酸)の取りすぎなどがあります。