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虫歯が認知症のリスクに?!

2019年07月21日
虫歯菌には四種類のタイプがあり、その内の5%以下しか存在しない2種類のタイプが傷害のある脳血管に付着し、悪さをすることが最近の研究で明らかになりました。
そして悪さをした結果、脳内微小出血の原因となり、認知症のリスクにつながることも解明されたそうです。

神経がやられるぐらいの重度の虫歯や抜歯、歯周病などの歯茎からの出血から細菌が血管の中に入り、脳まで運ばれてしまうようです。
普通の健康状態の人なら血管に入った細菌も免疫で抑えれるのですが、高血圧や生活習慣病のある方、免疫機能の低い方は要注意なようです。
虫歯菌は乳幼児期に最も長い時間過ごした人からうつることが知られています。
つまりお母さんから子供へ伝播することがもっとも多いですが、お孫さんと接することが多いおじいちゃんやおばあちゃんからも伝播することがあります。
脳内微小出血は高齢者に多く認められ、70歳以上の日本人の15%に認められます。
通常無症状なので見過ごされやすいのですが、放置しておくと脳出血に発展する可能性があります。
以前からも口の中の菌が全身のあらゆる所で見つけられています。
口の中の環境を整え、虫歯菌や歯周病菌を少なくする事が全身の健康にも大きく関わります。
人類は昔からあらゆる病気や細菌、ウイルスと戦ってきています。
そして、それらとの戦いに勝ち、人類は絶滅する事なく今ここに存在し続けます。
さらにワクチンを開発したりして、病気を発病しないようにしたりしています。
そう!虫歯や歯周病菌ももう知識と予防で抑える事が出来る時代になってきているのです。
もう虫歯になってから、歯周病になってから歯医者に行く時代は終わりました。
虫歯や歯周病にならない為に歯科医院へ通うようにしていきましょう。