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鼻呼吸?それとも口呼吸?

2020年09月17日

呼吸の仕方なんて気にしたことがないという方も多いと思いますが

なんとなく口呼吸はダメと聞いたことないですか?

それではなぜ口呼吸がダメなのでしょうか…

口呼吸による弊害には下記のようなことがあります。

①虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなる。

お口の中は常に唾液で潤っているのが正常ですが、この唾液はお口の中の汚れを洗い流したり、細菌をやっつけたりなどいろいろな働きがあります。口呼吸をするとお口の中が乾燥し、唾液の働きが不十分になり虫歯菌や歯周病菌が繁殖し放題になります。

②歯並びが悪くなる

歯の並びは内側からの舌による圧力と外側からの唇と頬粘膜からの圧力の均衡の取れる位置に自然に並ぶようになっています。慢性的な口呼吸だと外側からの圧力がかからず、受け口や出っ歯などの原因になってしまいます。

③風邪をひきやすい

鼻呼吸の場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機能があったり、冷たく乾いた空気を吸い込んでも副鼻腔の働きにより加温・加湿された状態で気道に空気を届けることができます。口呼吸の場合はこういった働きがない為、細菌やウイルスをダイレクトに取り込んでしまいます。

④老化を促進する

口呼吸の場合、お口周りの筋肉が常に緩んだ状態になります。使わない筋肉はだんだん衰えてきますがお口周りの筋肉が緩むと周りの筋肉も緩み、お顔全体の皮膚の緩みにもつながります。この皮膚の緩みが口元や目元の皺の原因になってしまいます。

あなたは口呼吸?鼻呼吸?

自分が口呼吸なのか鼻呼吸なのかを自覚するためにも、ぜひチェックしてみてください。

口呼吸チェックリスト

○ 口が半開きになる

○ いびきをかく、歯ぎしりをする

○ 起床時、喉がヒリヒリする

○ 唇がよく乾く

○ 口を閉じると顎に梅干し状のしわができる

○ よだれが垂れる

○ 食事中にクチャクチャ音を立てる

○ 口臭が気になる、口臭がするといわれる

○ 口内炎ができやすい

○ 前歯が出ていて口を閉じにくい状態にある

○ 激しいスポーツをしている

○がついた人ほど口呼吸の可能性が高いと思われます。

★口呼吸は原因によって治す方法も変わってきます。

そもそも鼻が詰まっていて鼻呼吸ができないという方は耳鼻科でしっかり鼻づまりの根本から治療しましょう。

鼻で呼吸してみて問題なく呼吸ができる方はお口周りの筋肉が緩み口呼吸が癖になっている方です。この場合は意識して鼻で呼吸するように努力したり、テープなどで上下の唇を止め、機械的に上下の唇を閉じて筋肉を鍛えて行く方法で改善できます。また、お口周りの筋肉を鍛える体操もありますので、気になる方はスタッフまでお声がけください。

自分がどのタイプかを把握できたら、それぞれの適した方法で鼻呼吸にチャレンジしてくださいね。