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歯並びに舌と唇が影響!?

2022年02月21日

オオマチ歯科クリニック 歯科衛生士の芝です。

突然ですが、皆さんは舌や唇の癖、ありませんか?

歯並びが悪くなる原因は色々考えられます。

歯の生え替わり時期のお子さんの場合、あごの大きさが小さいため、歯が正常に映えるスペースが十分に取れず歯が重なりあって生えてしまう以外にも、舌や唇の力の影響も見過ごせません、お子さんの普段のお口の様子を見て、次のような癖はありませんか?

 ・乳歯が抜けた部分など、気になるところを常に舌で触っている

・飲み込むとき舌で歯を押している

・くちびるを噛む癖がある

・いつもお口をポカンとあけている

こうした癖は、歯にかかる舌やくちびるの力のバランスを崩し、そのために歯並びによくない影響を与えてしまうことがあります。

上の「Good」の前歯の位置は、舌の力とくちびるの力が」理想的なバランスになっている結果です。

「内側から舌が押す力」と「外側からくちびるが押す力」が拮抗しているため。歯の位置は自然な傾きをしています。

一方、「Bad」の前歯は、舌の力に押されて前に出ています。Goodに比べると傾きが著しいですね。

前歯が前に出るとくちびるが閉じにくくなり、お口をポカンと開ける癖がつくとくちびるの力はさらに弱くなっていきます。

舌やくちびるの癖があると、歯を並べる力のバランスが崩れるだけでなく、あごやお口全体の発育にも影響します。

そうした癖を改善し、歯並びの矯正もできる「プレオルソ」という小児矯正があるのはご存知ですか?

「歯並び」だけでなく、「かみあわせの改善」「お口ポカンの改善」「口呼吸から鼻呼吸へ」「舌のトレーニングによる正しい嚥下・発音」などを目的とした矯正法になります。

この矯正法は、成長後に行う「本格矯正」のようなゴールを目指す治療法ではありませんが、「小児期」に口腔内の環境を斉、健康的な歯並びと口元を目指します。

将来的に本格矯正を希望される場合でも「便宜抜歯」や「後戻り」を防ぐことができる可能性が高くなります。

お子様の歯並びについて気になる方は1度ご連絡ください!